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多店舗化していくやり方と1店舗を伸ばすやり方は同じではない。大きくしたいなら大きく出来るノウハウを使え。

 2021/05/31 経営の原理原則
この記事は約 6 分で読めます。 620 Views

ビジネスを大きくしていくとき一つの選択肢で多店舗化していくという選択肢がありますよね。けど中々、多店舗展開って成立しないですし延ばそうすると色々問題でて崩れるとか言う現象に巻き込まれることもあります。

そして、そもそも今扱っている商売や商品でそのような展開が出来るのか?という事から考えないと大きな展開は出来ません。

全てのビジネスがんばって業績伸ばせば拡大できるわけではない訳です。

大きくしたばかりに潰れていく会社は山のようにあります。これね根本的に最初から大きく出来ないビジネスやノウハウを使って拡大する事やっているから出来ないんです。しかし、多くの経営者は、がんばればいつか大きくなると思ってやっていますが結論から言います。

大きく出来るビジネスは最初からそういう設計をしないと難しいです。

どんなものでもがんばれば大きくなる訳ではないんですよ。

この違いに気付き、初期の頃からそのようなてこ入れをしていくと拡大しやすくなります。では大きくできるビジネスと出来ないビジネスはどう違うのか?という解説をさせていただきます。

ビジネスを多店舗化したり大きく出来る設計をするとどうなるか?

私の新しく立ち上げた店舗ビジネスは1年かからず5店舗になり他に現在契約して建築待ちの不動産入れると1年たつ前に現時点で10店舗分の契約になっています。他にも出展予約がありますので年内には15店舗ほどには拡大して行きます。

1年でココまで組み立てられたのはそうなるように初めから仕組んでいたからです。私はコンサルだから口だけ言ってというのは嫌いで実際に自分でやります。

出た店舗化実際にやってイオンやセブンアンドアイに出店したり東急や高島屋などでもお店催事や出店をしていっています。

その際、使用したノウハウは一般で言われているノウハウとはまるっきり別のやり方でした。ニッチも狙いませんしターゲットも絞りません。単価を高くして利益を上げるとか一切いません。宣伝広告もほとんどしませんが店を開けは初日からお客様が訪れる。そんな一般で言われているやり方と違うやり方をやりました。

そうすると多店舗化が楽に出来ます。が多くの経営者は違うやり方を学ぶ機会が多いのでこのやり方に気付かない方も多いですがやってみると全然違う事に気付きます。

で、実際にやってみたら普通に多店舗展開できた。のでそのやり方について解説させていただきます。

一般で言われる味・技・品質へのこだわりを捨てる事。

1店舗でやっていくというなら味・技・品質にこだわる必要がありますが多店舗化していくなら味・技・品質にこだわっていては無理です。

職人が必要な技術的なものは量産が出来ないんです。1店舗でやるなら良いですが技術の伝達がこだわればこだわるほどできなくなります。2代目に味の伝達が技術の伝達が出来なければ親子間でさえ店の引継ぎが出来ません。

なので、1店舗とか少ない店舗でするならいいですが店舗数を広げたければそこへのこだわりではく違うところにフォーカスしてこだわるべきです。

店舗数を増やしたいときにこだわるのは

お客様の暮らしです

味技品質にこだわるのとまるっきり戦略が違うんですよ。この戦略初めから組まないと後で変えるのは至難の技です。なので初めから

何を誰にどこでどんな方法で提供するのか?誰の生活を支えるのか?

から組み立てる必要性があります。

味技品質へのこだわりはコストも増加させます。それをしてしまうと商品単価が高額になりがちです。単価が高くなると客層が狭まります。

多店舗化していくならマーケットサイズと指示人口・所得指数などまで考慮しないと出店エリアの人口だと客数が取れないなどの問題が発生します。なので基本多店舗化を目指すなら味技品質ではなく

お客様の暮らしを支えるという観点で商品構成を考える必要があります。

提供時間や内部オペレーションまで考えて組み立てないと上手く行きません

味技品質にこだわるあまり平気でお客様を待たせるというやり方をする。特に飲食店などでは多いですが、こだわればこだわるほど提供時間が長くなります。

そして、それをお客様は行列を作って待たなければなりません。行列作ることを美徳のように感じている経営者が多いですが、行列が出来るのは人気があって売れているからではないですよ。

その店が小さいから収容できないだけですし、提供時間が遅いからお客様を待たせてしまっているだけでこれはもう一つの見方をしたら経営者の努力不足です。

お客様を寒い中暑い中店の外に待たせて平気な経営者になったらお客様はいずれ離れていきますよ。

並んでもすぐに提供されるオペレーションを作る。短い時間ならお客様も待てると思います。多少並んでも短時間で処理できる。短い時間で提供できるオペレーションを作る或いはそれが出来るメニューにする。

という事まで考えないと店舗数は増えればコストがかかり駄目になります。

忙しすぎるのも売れすぎるのも駄目なんです。

売上は上げたいですよね。なのでとにかく売上の上がるものをと考えて品数だけを増やしに行ったりやたら手のかかる凝った物を提供して単価を上げに行こうとする動きをされる経営者もいますが

凝れば凝るだけオペレーションが複雑化してスタッフに負担をかけるんです。結果提供が遅くなったり売上を上げるだけ上げた事で店内はパニックになりスタッフが着いていけなくなりどんどんやめてしまうと言う現象も起こるものなんです。

そうすると技術が必要な商品扱っているなら1から教育のしなおしですよね?

これがコストを作り店舗の維持を難しくするんです。

理想は簡単にオペレーションが覚えられてバイトでも出来る。

そして、提供に時間がかからず、それほど忙しくないけど利益が出るというビジネス構築と立地選定提供方法の選定なんです。

これらを間違がえて広告コストを大漁にかけて集客すれば利益率は悪化しますしそれをしないとならないという事は作業が増えますよね?

オペレーションの悪化と手数の増加が出るんです。これだと大きくなればなるほど事業は難しくなります。それらを排除していかないと多店舗化は難しいです。

まとめ

簡単に記載しただけですが1店舗を軌道に乗せるのと多店舗を軌道に乗せるのは根本的なつくりが違います。会社を大きくしたい広げたいなら初めからそのような戦略から導入していかないと中々厳しいですよ。

そんな事を考えて組み立てるといかなと

ココの書いたのは本当に氷山の一角でです。

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