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自費出版と商業出版の違い、ビジネス書を出して売上げは上がるか?

 2020/05/15 コラム
この記事は約 7 分で読めます。 621 Views

ビジネス書を出版して売上げを上げると言う手法があるのをご存知でしょうか?kindleとか電子書籍出版ではなくちゃんとした紙媒体での出版で書店に並ぶ形の出版形式です。そんな出版なんて難しくて出来ないと思う方もいるかと思いますし本なんか出せないと思う人もいるかもしれませんが、

商業出版自体は今、ハードルがかなり下がってます。

私も10年前に本を出版しましたがやろうと思えば出来るんですね。その辺のルールを知っていれば出来なくはないです。ただ問題は本を出したからといって売れるか?と言えば売れないで在庫抱えて困ると言う人も世の中にはいるんです。

そして、出版にも色々種類があるのと出版したからといってそこから商売が好転するかどうかもビジネスの組み方によるんですね。しかし、多くはビジネスを向上させる為に出されるのがビジネス書です。

どうせ出すなら成果の出る出版にしたいですよね。

という事でビジネス書を出版してビジネスを好転させる方法について書かせていただきます。

出版してビジネスを有利に持っていく事はできるのか?

まず、出版してビジネスに役に立つのか?という事から書かせてもらいますと。コレはどんな準備をしてきたかと出版と言う行為の後にどんなものを販売していくかの設計が出来ているかどうかによります。何もなしで出版だけしてビジネスが上手く行くという事はほぼありません。

出版から始まりその後につながるビジネスモデルがシッカリ構築されている場合のみ出版は最大の効力を出します。ただ本を出しただけでは何も意味しません。

出版しても本が売れないなら当然、権威性もつきませんし仕事の話もきません。

本を出す人は出版後講演活動に出たりセミナーや他の商品を売るという事をされる方が多いですが、人前で話す事もなく講演さえ出来ないとなるとその後の話につながりにくいです。

その辺の準備と出版から始まる売れる商品の構築ごと考えて組みたててから出版したほうが良いです。

出版の種類・自費出版と商業出版

出版の種類には自費出版と商業出版という二つの種類があります。

自費出版は出版に必要な経費を自分で出して出版社に印刷や本の製本や監修をしてもらい販売する方法です。印刷部数により価格が変わり1000部ぐらいから受けてくれるところが多いですが費用で200万円ほどかかる時が多いですね。

そして自費出版の場合本は書店に並びません。アマゾンで販売される事も少ないです。

では何で出版するのかといえばまあ基本ノベルティーで配布したり自費出版といえども本を出していると消費者の信頼を得るのに若干有利になるからという事ですかね。

後は予算に余裕がある方等は自分の自伝と言う形で出される方もいますがビジネスに使えるかというと厳しいです。

出版してビジネスに使うなら書店流通をする商業出版を狙いましょう。

出版の種類・商業出版とは

商業出版と言うのは自費出版と違うのは出版する際の費用を出版社が持ってくれる事。要するに本を書く側は原則無料で本を出せます。そして、一般書店に本が流通してアマゾンにも並びます。

本来の出版の形が商業出版になります。

なので、一般的には出版しましたと言う時にはこの商業出版をさします。

出版にかかる費用から広告宣伝費まで出版社持ちなので著者には一切負担がかかりません。しかし、当然出版社はその本が売れると思う物しか扱いませんので出版のハードルは高くなります。

が、商業出版ですと一般書店にも並びますので影響力などはかなりつきます。

基本、全て出版社もちなので著者側は特にコストはかからないのですが出版者によっては100冊はとりあえず買い取って欲しいなとか、有名出版社の場合1000冊2000冊買い取って欲しいなと言うような契約がある場合もあります。コレは会社と内容にもよりますし、出版した際に自分でも本を売っていかないとなりませんので多少は買い取って自分で保有しなければなりませんので多少の買取はしたほうが良いですね。

買い取った本をどうするかは単純で著名人に献本して書評を書いてもらったり、セミナーや講演会など開いて本を売ったりする形で使うことが多いですね。

ではどうやって出版するの?

出版する方法その1出版社に送る

出版する時はまあ一番単純な方法は出版社に原稿を送るって方法なんですが、ただコレは非常に確率が低いです。理由はいくつもそういう原稿が送られてきていてその中から目に留まる確立が低いんですね。なのでオーソドックスに言われているこの方法はほとんど意味をなしません。

 

出版する方法その2 編集者と仲良くなる

次ぎは出版社の編集と会うこと出版者の編集が行きそうな集まりやパーティーなどに足を運んで編集者と顔見知りになりましょう。そして、直接その編集さんに出版の企画書を見てもらうんですね。

ここで注意が必要なのは見てもらうのはあくまで企画書です。

原稿先に書いてみてもらうとか言う人もいますが編集者は忙しいので2ページにも及ぶ原稿を読んでいる時間はありませんので見てもらうのはA4 1~2枚にまとめた出版企画書だけにしてください。

出版する方法その3 出版コーディネーターに依頼する。

出版コーディネーターって職業がありまして、あなたの出版企画を出版社に持ち込んでくれるって仕事をしている人がいるんですね。費用はさほど高くなく初期で20~30万で後は成果報酬で印税の10%20%ぐらいが妥当でしょうか?

ちなみに私が出版した際もコーディネーターさんがやってくれました。

私の依頼したコーディネーターさんは企画2個提出すればどっちか一個決めるよといっていて実際に私は二つ目の企画で決まりました。決定率はかなり高いです。

出版社の編集の人と既に顔見知りで直接声がけしてくれるんです。なので確立は高いですよ。

そのようなサービスを利用すると楽ですし地方からでも出版に持ち込む事はできます。

東京とか大阪と違い地方には中々そういうチャンスも機会も情報も少ないですのでそのような仕事の方に依頼するのは一つの手立てですね。

ただ気をつけて欲しいのは悪質なコーディネーターもいます。

私の聴いた話では出版コンサルを名乗るある方はお客様から300万円もらい本を出すことが出来ないまま返金もしなかったという本当に悪質な人がいます。出版塾と言いながら電子書籍の出版だったり自費出版だったって塾もありますがこれらは真面目に詐欺です。

気をつけましょう。

本書くなんてそんな事できないという方への対処法

別に本はかけなくてもいざとなればライターさんがいますのでライターさんの前で8時間~12時間ぐらい本の内容を話せばライターさんがまとめてシッカリ文章を作ってくれます。

ライター使ってもで大丈夫という出版社でしたら書かなくても本にはなりますよ。

時間もかかりますのでその辺は資金量がある方は資金で解決で良いかなと思います。

ただしライターは駄目ですと言う出版社もあるので先に確認しておくと良いですよ。

本と連動して収益化できる企画をシッカリ作ることです。

出版すると売上げがるか?と言うとコレは人それぞれでどんな企画と絡めるかの設計がシッカリできていないと出版しただけで終る人もいます。出版したことにより経費を圧迫して駄目になる人も見てきました。ですので、シッカリした計画性を持ってやる事かなと思います。

出版するとセミナーなどに単価は上げていく事が出来ます。

ただし延々と売れ続けるベストセラーになれば良いですがそうでないなら期間は限定的ですのでその間にシッカリ収益の回収できるモデルを作っておくこと。

あと。取材が多くなります。

本を出版すると雑誌社などから取材の話や講演の話しセミナー依頼などが連鎖しやすくなります。

この連鎖上手く使えば多く成長していく事もできますのでその辺も考えて雑誌者の取材が着たら挨拶に行くとかねそういうお付き合いの仕方をシッカリしていくと後々有利ですかね。

相手も人間ですので付き合いやすい人間に話行くのは当然ですよね。

まとめ。

出版と言うのも一つのビジネス手段で権威性と影響力をつけることもできます。

そして出版単体ではなくそこから続く大きな流れまで含めて構築してくと後々色々役に立ちますよ。出版するだけでは正直意味がないです。

どこからどうもって行くのか?というビジネス設計をシッカリした上で組み立てると良いですよ。

 

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