成功した業態転換のやり方と業態転換の成功例。仕事を変えなければならない理由。その2
こんにちは、桑原です。
先日の記事の業態転換の続きで、第二部をお話させていただきます。
第一部のほうで、仕事っていうのはその仕事にこだわる必要はまったくなくて。幸せになるために起業したわけですから、より優位にできる仕事に切り替えたほうがいいよなんていうお話をしたんですけど、どんな仕事でも頑張ればなんとかなるっていうふうに思っている人がいるんですが、やっぱり仕事の伸び率って選んだ仕事によって全然違うんですね。
当然その職業の中でも成功されてる方はたくさんいると思います。
かといって、そこのやたらとライバル数が多いジャンルで、後発で初めて今さら追っかけるのもどうかっていうような仕事を一生懸命成功させようとしても、なかなか芽が出ていかないので。だったらもっと簡単に成功できるジャンルは、いくらでも世の中あるんですね実をいうと。そちらのほうに目を向けて、そちらの勉強をしていったほうが幸せになれる確率って高いんですよね。私なんかも家族がいるので、私の売り上げというか、私の収益が家族の生活に関わってくるんですよ。実をいうと。
なので、例えば独り者で家族も何もないんだったら別に構わないとは思うんですが、起業どうのこうのっていう中で家族を持ってっていう方がいるのであれば、当然家族の生活もその方に乗っかってくるわけですから、売上げが上がりませんじゃすまないんですよね。
起業というのはある種自分のわがままにも近いんですよ。家族がいる場合は。
なので、最低でも家族が食わせられる仕事をしてたら、好きな仕事で起業ってのもあるんですけど、最終的に食えるようになってから好きなことにいけば、いくらでも食えるわけですよね。好きなことで起業するじゃなくて、先に食える状態になってから好きなことをやればいいんじゃないかなと私なんかは思うんですよね。なので、まず食えるようになることが前提なんです。なので食える仕事を選ぶっていうのが、ビジネスマンとして、要するに経営者として最低限のことじゃないかなと思うんですね。
当然スタッフの暮らし、従業員雇ってるなら家族以外にスタッフの暮らしとかも見ていかないとならないわけですし、それ以外に外注さんとかもそこにぶら下がってきたりする時があるので、必ず売り上げが上がる仕事をやっていかないとビジネスって成り立たないんですね。人の暮らし、人の応援によって成り立つのが仕事なので、自分だけ良ければいいとか、自分の夢を追い続けてとかっていうのでは、世間がやっぱり認めてくれないんですよね。
好きなことで起業とかはやっていますが
苦しい思いをする確率が高いと思いますので、だったら先に稼げる仕事に転換して、そっちのほうで売上げを上げてから好きなことに移るとかね。そういうほうがいいんじゃないかなと思います。
その中で、私もウェブ屋さんをやっているとこの先ちょっとヤバくなるかなというのがあったので業態転換の準備を始めたんですけど、私が業態転換の準備を始めたのは、正確にいうとどうですかね。海外に行きだす前なので、大体なんだかんだでおぼろげに考え出してから10年計画。
正確にいうと、もう今変わってから正確に7、8年経ってますから、その前から準備始めてまして。切り替えるのに大体3年ぐらいかけたと思いますね。3年間はそれまでやっていたビジネスと今のビジネスを両方を動かしていました。
スタッフもいましたから、売り上げを下げるわけにはいかないわけなんですよ。売上げを上げつつ、業態転換に移ったんですね。
業態転換に移る時に私が一番苦労したのは、売上げが下がると業務と会社が回らないということなんですね。当然借入がある場合は借入の支払いもやらなければならないですし、スタッフに給料も出さなければなりません。
私、業態転換した時に、スタッフ一人もクビを切らずに展開しました。当然展開していくうちに自然退職した人はいいるんですけど、退職した人は補充をせずに売り上げを上げにいったんですよ。なのでどういうことになるかというと、マンパワーが少ない、どんどん減っていく中で売上げだけ上げていったんですね。
じゃあそれをどうやって処理したかというと、外注を使いまくりました。内部にあったものを外に振って、外注を使って回すことを徹底的に集中しまして。売上げは、もう常に右肩上がりでしたね。当時はね。どんどん売上げは右肩上がりになっていったんですよ。
ところが、先ほども第一部でお話した通り、やることが増えてますので売上げれは上がるんだけど経費も上がるんですね。1個の仕事やるのに、作業量が増えますから結局経費も増えるので、どんどん利益率が減っていくんですよ。売上のアップと経費のアップここがいずれクロスするっていうことが分かってたんですね。このままいくとね。
クロスする前に私は業態を切り替えたというかたちになっています。
ここで上がっていた収益を、どうしても新しい仕事に移る場合って新しい仕事への仕入れをしないと駄目だったんで、私の場合借金をせずにやろうかなと思ってたんで、完全に人もクビを切らずに転換しまた。自然に淘汰されていなくなっていく分を補填せずにやっていたというかたちなんですけど。
はじめは売り上げの比率が100%自分の今までの既存のホームページ屋っていう仕事だったんです。新しい仕事は当然0%から始まるんですけど、だんだん新しい仕事の比率を上げていったんですよ。しかし、」既存のWEB屋の売り上げもどんどん伸ばしました。最初はね。要するにとにかく現金を上積みしたんです。どんどん。
そこで上積みして出てきたお金を、支払いに回る前に新事業の仕入れのほうにどんどん転換していって仕入れを増やしていって、新事業の利益を増やしていって既存の支払いに回しました。
でこの時にコンサルティングなども同時に増やしましたのでコンサルは100%近く利益ですのでこれが転換時の資金を助けました。
はじめは両方伸ばしました。理由は、お金が回らなかったんですよ。一時的に。
あとは、物販とかの仕入れとかも増えていったんですね。
ホームページ屋さんって、実をいうと仕入れが0の仕事なので、そこから仕入れのある職業に切り替えるのってかなり難しいんですよ。資金配分とかキャッシュフォローとかね。
ものすごいお金に余裕があるんだったらいいんですけど、業態転換考えようってことはお金はないわけですよね。その中でどうやってお金つくるかっていうと、まずは既存の商売伸ばすしか方法がないんですよ。ここをまず増やしました。ここで増えた金額を新しい事業のほうに転換させて、どんどん積み上げていったわけですね。
ところが、これがだんだん積みあがってくるとどういうことが起きるかというと。固定費っていうのがありまして、1か月に例えば事務所の家賃とか光熱費とか人件費とかですね。
これで毎月月々払う固定費が仮に例えば200万あったとします。この200万円分を新しい仕事で補填できるか。
ホームページ屋さんっていうのは、ちょっと私コンサル業も今やってるんですけど、そのコンサルにも転換したんですよ。コンサルと物販の2つの仕事を同時に転換していったんですね。コンサルティング業っていうのはホームページ屋さんと同じで、要するに仕入れがない職業なので、利益率ほぼ100パーセントに近い職業なんですね。その100パーセントに近い職業の収益の比率をあげていったんですよ。
幸いなことに私の場合、ホームページ屋さんってアドバイス業に近いやり方もやっていたので、コンサルティング業に近いところがあったんですね。ただ、当時はまだコンサルティング契約はほとんど受けていないかったんです。本当に1、2件アドバイスみたいなかたちでお金をもらってる程度で、コンサルティング業をやろうとは当時はまったく思ってなかったんですけど、「桑原さんならコンサルできるよ」っていうことで何人かのコンサルタントに言われまして、じゃあコンサル始めてみましょうかということで、物販とコンサルのほうの売り上げで毎月の固定費が何もせずに入ってくる状態まで先にもっていったんですよ。
これができたことによって、新しいビジネスの金額をどんどん上げていった時に、上積みした分の売り上げを旧ビジネスから捨てることがでいるようになりました。で、バランスをとっていって、要するにウェブ制作の仕事を減らしました。
なので、私業態転換した時って、売り上げ落とさないまま、そのまま業態転換していったんですよ。右肩上がりつくったまんま業態転換していきました。
ある程度まで新事業の売上げが伸びたときとりあえずウェブのほうの新規の受注をすべて止めたんですね。既存のお客さんのフォローだけ、いまだに既存のお客さんのフォローはやっています。外注使ってですけど、そういうようなかたちのフォロー業ですね。それは生かしておいてあるんですよ。
あとはスタッフがいたので、スタッフにウェブ制作のほうのフォローアップというかね。
そんな感じで自然な形で売り上げを旧ビジネスから新ビジネスに推移させていきました。
なので、売り上げを落として業態転換するという方法もあるんですけど、私は売り上げを上げて維持したまま、右肩上がりを維持したまま、ずっと業態転換をしていったというかたちをつくって。今は当然ホームページ屋さんの一番過去最高の売り上げなんか簡単に抜いてますけれども。これ難しいのは、古い仕事を辞めてしまうと食えなくなるんですよ。正直言って。なので、辞めても食えるような状態にもっていくために両方同時に仕事を増やさなければならないっていうバランス調整が非常に難しくて。
それができないで業態転換できないとか崩してしまうって方が非常に多いんですね。
なので、私の場合は両方のバランスを取りながら業態転換したんですけど、もし本業のほうがある程度売上げがあって業態転換するんであれば、基本的にある程度どうですかね。固定費が払えるだけのの上積みはとりあえず新しい商売でやったほうがいいとは思うんですけど、この上積みができた時点で今度は旧仕事のほうを一気にM&Aかけて売っぱらってしまうというやり方をやったほうが、今の時代だったらいいんじゃないかなと思います。私は当時はM&Aというテクニックを持ってませんでしたからやりませんでしたけど、今の私だったらM&Aできるんですね。なので、M&Aですね。
M&Aって、要するに企業売却です。これ黒字じゃないとできないと思ってる人がいるんですけど、赤字企業でも全然買ってくれるところありますので。MAかけてしまって、旧仕事のほうはうまく回してくれる人に任せるっていうやり方をしたほうが、新しい企業を伸ばすにはこの資金がこっちに乗りますから、こっちらうまくいきやすいですよね。
なので、そういうやり方をするのが今はいいんじゃないかなと。私なんかは、今だったらそういうふうに思いますけどね。当時私がM&Aのテクニックとか技術を持っていたらそれをやったと思うんですけど、今私自身はMAをできますから今はそういうこと思いつくんですけど、当時は思いつかなかったんですね。なので、こういうやり方をやったんですけれども、これでも業態転換はうまくいきました。当時の売り上げなんか軽く超えてますから、非常にうまくいったほうではないかなと思うんですけど、M&Aとかそういったものを使うともっと簡単にことがすみますので。もし赤字の部分があったら、それでずっとそこに心を縛られるような感じにするのではなくて、駄目なら駄目で切り替えたほうがこれからの時代は良くなると思います。
逆に、お客様もしっかりとフォローして…。例えばMAしたからって完全に切れるわけじゃないですよ。M&Aしたあとにも、そのあとにフォローアップをしなければ次の会社も無理ですし、お客様もフォローアップがないとやっぱり厳しいので、そこまではフォローしたうえでの業態転換であれば、私はいいとは思うんですよね。
なので、まずはあなたが幸せになる道、お客様の幸せになる道を考えてください。それをやらずに潰れたら、ものすごく迷惑をかけるんですね。お客様にも、家族にも、従業員にも。
なので、今の仕事にこだわって潰れるようなことだけは絶対にしないようにしていただけたらなと思います。なので、仕事って幸せになるためにやっているんですよ。
ところが、今の仕事で不幸になるのであれば、それはあまり意味のないことではないのかな、なんて思ったりします。なので、あなたが幸せになる方法ですね。そういったことを考えたうえで、業態転換とかそういうのも1個のテクニックですので、もし苦しいのであればそういったものを使ってみるのもやり方ではないかなと思います。
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